とある真夏の25時。
いつも以上の疲労感じ。
エアーコントロールなどあるはずなく。
毎夜毎夜猛暑に泣く。
それでもめげずに水浴びて。
ついでに寝酒に酒浴びて。
ドーンと布団に入った時に耳元でプーン。
現れたのは羽あり吸血昆虫ムシ、いわゆる蚊。
いつもの俺ならイラッとして、得意の一撃必殺で抹殺をしているところだが、この日は本当に疲れたので、「さっさと血吸って、さっさと帰ってくれ。」とだけ伝えて俺は寝ることにした。
……。
プーン…。
……。
ププーン……。
……。
プンププンプーン
バチッ!
あまりに耳元でうるせえもんだから思わず叩いてしまった。
だが当然奴を潰せているはずもなく、ただ俺は自分で自分の耳をシバいたという結果。
さすがにイラッときたがなんとかこらえ、早く吸って早く帰れという旨をもう一度伝えて寝ることにした。
……。
…プーン…。
なるほど
よーくわかった。
蚊はメスしか血を吸わないという。
お前は血なんかがほしいわけではない!
なぜならオスだからだ!
それでも俺のまわりをプンプン飛び回る理由はただひとつ!
俺に決闘を挑んでいるのだな!!
よかろう!!
やってやろうじゃないのさ!
俺とお前、どっちが強いか決めようじゃないのさ!
だがこれだけは言っておくぞ!
決闘するからには俺も手加減はしない!
全力で迎え撃つことが礼儀だと思うから!
これはもはや人だとか虫だとか関係ない。
強いものしか生き残れない、弱肉強食の世界、男と男の世界!
まさに互いの生死を賭けた、
生き死に生死デスマッチバトル大会の幕開けだ!
俺は立ち上がり、すぐさま電気をつけ、臨戦態勢に入った。
「どこだ!」
両の目で奴を探す。
しかしおかしなことにどこにも見当たらない。
なぜだ?
たかだかこの四畳半ほどの広さの部屋でこんなにも奴が見当たらないとは。
逃げたのか…
いや、違う!
これはもしや『忍法隠れ身の術』では!
そうだ!そうに違いない!
さすがに挑んでくるだけのことはある。
戦闘に関してまったくの素人というわけではないということか!
だが甘い!
「これならどうだ!必殺!『橋元ブレーン』!」
(橋元ブレーンとは、敵がどこに隠れているかをよく考える必殺技である。)
「奴が白っぽい場所にいるなら見えるはず。
すなわち奴は黒っぽい場所に身を隠している。
この部屋で唯一黒い物、それは、ここだー!!」
俺はテレビだと確信し、テレビに素早く近づこうとした。
が、その瞬間耳元でプーン。
ぜんぜんテレビにいなかった。
なるほど、おそらくこれも一種の忍法なのだろう。
おそらく『忍法テレビにいるとみせかけて実はそうではないの術』だ。
しかし姿さえ見えてしまえばこっちのものだ。
「この狭い部屋でいつまで逃げきれるかな!」
俺は精神を研ぎ澄まし、きゃつの動きを目で追った。
「今だ!」
俺はきゃつの動きが一瞬遅くなったのを見計らい、フルパワーの脚力できゃつとの間合いをつめようとした、が、しかしその刹那、俺の軸足の下にあった先日読んだ本、【カラーでわかりやすい世界の歴史】で足を滑らせ転倒。
俺の最大の武器である右腕の折り曲げ部分、いわゆる肘を強打。
きゃつはこうなることを計算していたのだ!
なんということだ!
明らかに俺が劣勢ではないか!
なぜだ!?
なぜ俺がこんな奴に!?
そうか、そういう考えが甘かったんだ。
ようやく気付いた。
俺は全力を出していたつもりだった。
しかしそうではなかったのだ。
この戦いの結末は俺の掌でヤツは生き絶えるのだと、俺はこの戦いで負傷することはないと、どこかでそう思っていたのだ。
とんだ思い上がりだ。
その慢心こそがヤツに勝てない原因、本当の敵はヤツではなく、自分自身なのだ!
「自分に勝てない者がどうしてヤツに勝てようか!」
俺は今までの甘い考えと共に布製の半袖鎧を脱ぎ捨てた。
認めよう!
お前は今までで最高の好敵手だ!
かくなるうえは俺も命を賭けよう。
もはや逃げも隠れもしない!
鎧を脱ぎ捨てた俺は完全に無防備、ヤツは俺の心の臟をあのするどい矛先で串刺ししにくるであろう、刺せばいい、もはや無傷で勝とうなどとは思わない。
これは最後の賭けだ。
奴にあえて刺させる、そして矛が俺の心臓にとどく前に奴をうつ。
なずけて、忍法肉を切らせて骨を断つ作戦の術だ!
この技は例え成功したとしてもただではすまない。
しかしかまわない!
この死闘を制すことができるならば、二度と戦士として戦えない躰になってしまったとしても俺はかまわない!
俺は残りのエネルギーすべてを右手に集中させる。
さあこい!
これが最後の一撃だ!
お前の早さと俺のパワー
お前の根性と俺の意地
お前の執念と俺の覚悟
お前の夢と俺のドリーム
どっちが上か、決着つけようや!!
バヂーン!!!!
俺「ハア、ハア、危なかったぜ。あと1mm深く入っていたら心臓にとどいていた。」
蚊「グフッ!
ど…、どうした…?
は…、早くとどめをさせ…。俺はもう…ムシの息だ…。」
俺「その必要はない、すでに勝負はついている。
いい戦いだった。
それ以上言葉はいらないはずだぜ。」
蚊「お前さんとは…、もっと違う形で…、出会いたかったぜ…。」
俺はまた1つ強くなった。
ななちんさん コメントありがとうございました!
遅くなってすいません!
そう言っていただけると嬉しいです!
がんばります!
ちえさん コメントありがとうございました!
遅くなってすいません!
高校辞めたことを後悔したことは1度もありませんよ。高校はサッカーで入りましたからね、サッカーより芸人やりたいと思ってしまった以上、高校どっちでもよくなっちゃったんですよ。
でも卒業ぐらいしとけって話ですけどね。
まあけっきょく辞めても辞めなくても今と同じように売れない芸人やってましたよ。
芸人しかやりたい事ありませんからね。
meiさん コメントありがとうございました!
遅くなってすいません!
肉好き良いじゃないですか。
僕も牛丼とか立てなくなるまで食べつづけますよ。
ちなみに僕にとって麻婆豆腐は飲み物です。
あけみさん コメントありがとうございました!
楽しみにしていただいていたのに遅くなってすいません!
これからもよろしくお願いします!
鮭さん コメントありがとうございました!
遅くなってすいません!
気ままが1番ですね。
楽にいきましょ。
さつきお義姉さん
そろそろ大雄に会いたいっすね。
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